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デュオ・インヴェンツィオーネ

 
 
 デュオ・インヴェンツィオ―ネ (Duo Inventione) はベルギーの⾳楽院で学びを得た⿃⽣真理絵と﨑本⿇⾒によるバロック・ヴァイオリンとチェンバロのデュオで、チェンバロとヴァイオリンのみによる「室内楽」の可能性を探求すべく、2017年に結成。J. S. バッハ及びC. P. E. バッハのヴァイオリンとチェンバロのためのソナタを中⼼レパートリーに、1720年以降にフランス及びドイツで発展した「チェンバロとヴァイオリンのための作品」のレパートリーの開拓を進める⼀⽅で、「ヴァイオリンと通奏低⾳のための作品」を単なるヴァイオリンのソロ作品ではなく、「通奏低⾳と上声部による2声のアンサンブル」としての視点からの作品理解にも取り組む。

 その綿密な作品解釈とレトリカルな音楽表現が評価され、ユトレヒト古楽音楽祭(オランダ)、Mubafa音楽祭(ベルギー・アルデンヌ)、エラスムスハウス(ベルギー・ブリュッセル)におけるランチタイムコンサート等、ベルギーやオランダで公演を重ねる。2021年に日本へ拠点を移し、松明堂音楽ホールにて帰国記念演奏会を開催。2019年に開始した演奏会シリーズ「J. S. バッハとめぐる旅」では多様な作曲家の作品を取り上げるとともに、J. S. バッハのヴァイオリンとオブリガート・チェンバロのためのソナタ全曲演奏に挑んでいる。